秩父札所28番「橋立堂」|馬頭観音と65mの岩壁、橋立鍾乳洞

秩父札所三十四観音霊場

秩父札所三十四観音霊場の28番、石龍山 橋立堂(せきりゅうざん はしだてどう)です。埼玉県秩父市上影森にあります。

この札所は冬季閉鎖です。 期間は12月第2月曜日から2月末日まで。その間の納経(御朱印)は27番 大渕寺で行われ、27番で2か寺分の納経料を納めます(2026年10月現在)。

巡礼とわ(筆者)のポイントメモ

2026年:そびえ立つ岩の真下に観音堂があり、珍しい馬頭観音にお会いできます。

巡礼道の道標がわかりづらい住宅街の小道、線路沿い、ダンプが通る車通りを抜けると山門へ着きます。橋立鍾乳洞と納経所は同じ場所にあるので迷うことはなさそうです。

ここから見上げると岩がそびえ立っています。その真下にあるのが観音堂です。階段を20段ぐらい上がります。

とても珍しい馬頭観音菩薩です。また近くに馬を祀る馬堂があります。農耕馬などを祀る馬頭観音へ馬を引いて訪れる方が多かったことから馬堂ができたようです。

なお、納経所は冬季期間のあいだ閉鎖となり、御朱印は27番で対応してくださいます。詳細はホームページでご確認ください。

周辺

ここの鍾乳洞には行ったことがありません。次はチャレンジしてみたいと思っています。鍾乳洞は縦穴型で地下水により石灰石が溶けた空洞で、見学路は約140m、高低差は約30mもあるようです。

写真

参道の石段(撮影:2026年10月)
参道の石段(撮影:2026年10月)
観音堂(撮影:2026年10月)
観音堂(撮影:2026年10月)
観音堂の近景(撮影:2026年10月)
観音堂の近景(撮影:2026年10月)
御朱印(撮影:2026年10月)
御朱印(撮影:2026年10月)
ご詠歌(撮影:2026年10月)
ご詠歌(撮影:2026年10月)

基本情報

項目内容
札所番号28番
山号・寺名石龍山 橋立堂
宗派曹洞宗
御本尊馬頭観世音菩薩
ご真言おん・あみりと・どはんば・うん・そわか
ご利益・交通安全
御詠歌霧の海 たち重なるは 雲の海 たぐいあらじと わたる橋立
所在地埼玉県秩父市上影森675
駐車場あり
納経所橋立堂。ただし12月第2月曜日〜2月末日は冬季閉鎖のため、27番 大渕寺(2026年10月現在)
拝観・納経時間公式ページでご確認ください

※ ご利益は、秩父札所連合会の公式ページの記載です。「—」は記載なし。

由来

  • 観音霊験記「報蛇身」
    • 一度の灯明供養の功徳
    • 地獄を免れ、大蛇の身を得た者
  • のちの悪い大蛇/人馬への襲撃/村人による寺への祈り
  • お堂から現れた白い馬(観音の化身)
  • 以後、この地は穏やかになったと伝わる

見どころ

  • ご本尊の像:鎌倉時代の作と伝わる
  • 本尊に馬頭観音をまつる札所は少ない:日本百番観音のうち、この寺と西国29番 青葉山松尾寺の2か寺のみ(坂東にはない)
  • 信仰
    • 交通の安全
    • 馬の守り本尊
    • かつては縁日に飼馬を引いた人が参道に並んだ
  • いまも遠方から交通安全の御札を求めて訪れる人がいる
  • 岩壁
    • 高さ65m
    • 切り立ってお堂に迫る
  • 観音堂
    • 朱塗り
    • 三間四面
    • 縁が回る
    • 1707年の建立(江戸中期の造りとされる)
  • 橋立鍾乳洞
    • お堂の横
    • 縦穴型
    • 胎内くぐりの霊場として古くから巡礼に親しまれた
  • 馬堂
    • 本堂の右手の小堂
    • 二頭の馬の木像(栗毛と白馬)
    • 左甚五郎作とある
  • 馬にゆかりのもの
    • 本堂の絵馬
    • 境内の馬の銅像
  • 岩かげ遺跡
    • 観音堂の裏
    • 岩壁の下部
    • 古代の人の暮らしの跡

アクセス

区分内容
最寄り駅秩父鉄道 浦山口駅/川沿いの道を歩きます
前の札所から27番 大渕寺から 徒歩1.2km(約30分)
次の札所まで29番 長泉院まで 徒歩1.8km(約40分)

前・次の札所へ

← 前:27番 大渕寺

→ 次:29番 長泉院

◆ 秩父札所入口ページ・札所一覧

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