2014年、平成26年。秩父三十四観音の午歳総開帳の年に、初めて全34札所を巡った。それから毎年、欠かさず一巡している。今年で13年目になる。
巡り方は、年によって違う。歩いて回った年もあれば、走った年もある。車で回った年もある。体調や気分、その時々の事情に合わせて、やり方は変えてきた。それでも、毎年一巡するということだけは、変わらず続けてきた。
坂東三十三観音も、西国三十三所も、四国八十八箇所も巡った。どれも、それぞれに良かった。それでも、自宅から通える距離にある秩父だけは、毎年欠かさず巡り続けている。他の霊場を知ってなお、秩父から離れなかった。
次の午歳総開帳を迎える12年後まで、毎年一巡しようと決めてしまった理由は、自分でもはっきりしない。
厄払いだろうか。ご先祖様のご供養だろうか。極楽浄土への通行手形だろうか。いや、それだけではない。健康のためだろうか。いや、それだけでもない。
いつだったか、1番札所の住職に御朱印を書いていただいたついでに、似顔絵を描いてもらったことがある。その似顔絵の横には、「徒歩巡拝で何が見えてくるか?」という一言が添えられていた。今でも、何が変化したのか、していないのかさえ分からない。たとえ変化していたとしても、それを言葉にすることができないでいる。その似顔絵は今も、額に入れて部屋の壁に飾ってある。
2026年、今年は12年に一度の午歳総開帳の年。13回目の巡礼になる。次の総開帳は、12年後の2038年。またしても、それまで毎年一巡すると決めてしまった。理由は、やはりまだ分からない。分からないまま、これからも巡り続ける。そして、分からないことそのものを、このブログに書いていこうと思う。

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