秩父札所17番「定林寺」|百観音の梵鐘と「長享の札所番付」の一番

秩父札所三十四観音霊場

秩父札所三十四観音霊場の17番、実正山 定林寺(じっしょうさん じょうりんじ)です。埼玉県秩父市桜木町にあります。

巡礼とわ(筆者)のポイントメモ

2026年:住宅街なので、百観音が彫られた梵鐘をつくのは少し躊躇してしまいます。

住宅街を歩いて行きますので巡礼道を行かれる方は注意が必要です。小さな目印が所々にあると思います。見逃さないようにお気をつけください。

山門横に鐘楼があり、梵鐘をつくことができます。ただし、住宅街なのでつくには躊躇してしまいますね(現地に案内板があります)。梵鐘には、百観音のご本尊が彫られています。

納経所では、アニメグッズが置いてあります。アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台になっています。

写真

石段の上の本堂(撮影:2026年10月)
石段の上の本堂(撮影:2026年10月)
御朱印(撮影:2026年10月)
御朱印(撮影:2026年10月)
ご詠歌(撮影:2026年10月)
ご詠歌(撮影:2026年10月)

基本情報

項目内容
札所番号17番
山号・寺名実正山 定林寺
宗派曹洞宗
御本尊十一面観世音菩薩
ご真言おん・まか・きゃろにきゃ・そわか
ご利益・緑絗観音(子宝)
御詠歌あらましを 思い定めし 林寺 かねききあへづ ゆめぞさめける
所在地埼玉県秩父市桜木町21-3
駐車場あり
拝観・納経時間公式ページでご確認ください

※ ご利益は、秩父札所連合会の公式ページの記載です。「—」は記載なし。

由来

  • 別称:「林寺」
  • 開創:林家の持寺として
  • 観音霊験記「勇将」
    • 家臣を追放した勇将
    • 流浪した家臣夫婦の死
    • 残された3歳の子を僧が養育
  • 勇将の悔悟と謝罪/家臣の供養のための御堂の建立

見どころ

  • 『長享の秩父札所番付』
    • 長享二年(1488年・室町時代)
    • 32番 法性寺の寺宝
    • 埼玉県指定文化財
  • 番付の記載
    • この寺が一番
    • 当時の札所は三十三か寺
  • 創建時の位置
    • 妙見宮(秩父神社)の近く
    • 先に妙見宮を参ってから巡礼を始めたという
  • 百観音の梵鐘
    • 1758年(宝暦8年)の再鋳
    • 埼玉県指定有形文化財
  • 梵鐘の意匠
    • 百観音(西国・坂東・秩父)の本尊の浮き彫り
    • 各寺の御詠歌の刻字
  • 秩父三名鐘の一つ:鐘の音から
  • 「入りかね」:参拝前につくとお金が入るとされる別称
  • 当初の梵鐘
    • 本堂と一緒に失われた
    • 江戸初期の火災
  • 鐘楼:1963年の再建
  • 観音堂
    • 吹放しの回廊
    • 正面欄間に左右の花鳥図透かし彫り
  • 本堂の天井:花鳥画
  • 本堂裏の回廊
    • 本尊とつながる紐
    • 握って結縁する

アクセス

区分内容
前の札所から16番 西光寺から 徒歩1.3km(約18分)
次の札所まで18番 神門寺まで 徒歩1km(約15分)

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