秩父札所三十四観音霊場の21番、要光山 観音寺(ようこうざん かんのんじ)です。埼玉県秩父市寺尾にあり、20番 岩之上堂から歩いて10分ほどです。
巡礼とわ(筆者)のポイントメモ
2026年:小さな境内に石仏や石碑、供養塔が多くあって、見どころ満載です。
ここまでは、地図を片手に畑の中の巡礼道を行くか、一本道の車通りを行くか迷います。私は巡礼道です。この車通りと山門は隣り合わせているので写真撮影などするときには注意してください。
山門左横では六地蔵が出迎えてくれます。本堂右横には、松尾芭蕉が山形県の立石寺で詠んだ有名な俳句『しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声』が刻まれた石碑があります。
他にも石仏、石碑、供養塔などが小さい境内の中に多くあり見どころ満載です。
周辺
このお寺から駐車場越しにみる武甲山は、とても堂々とした佇まいをしています。次の22番へ行くのには、やはり畑の中を通る巡礼道か車通りか迷うところです。
この辺りの巡礼道では、迷いやすい箇所や曲がり角に、五色旗が多く立っていますので安心です。道に迷っても車通り、反対は川になり、民家もぽつぽつとあるので大きな不安はありません。
写真




基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 札所番号 | 21番 |
| 山号・寺名 | 要光山 観音寺 |
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
| 御本尊 | 聖観世音菩薩 |
| ご真言 | おん・あろりきゃ・そわか |
| ご利益 | ・火除け |
| 御詠歌 | 梓弓 いる矢の堂に 詣で来て 願ひし法に あたる嬉しさ |
| 所在地 | 埼玉県秩父市寺尾2354 |
| 駐車場 | あり |
| 拝観・納経時間 | 公式ページでご確認ください |
※ ご利益は、秩父札所連合会の公式ページの記載です。「—」は記載なし。
由来
- 別称
- 「矢の堂」
- 御詠歌にも詠まれる
- もとの社地
- 八幡宮
- 神託を受けて観世音の霊場になったという
- 矢の堂の縁起
- 聖観音像を安置しようとしたときの悪鬼の妨害
- 神が矢を放って追い払った
- その矢が寺宝となり、この名で呼ばれるようになったという
- 諸説
- 矢納の地から移したとする説(矢納村=日本武尊が東征で矢を納め社を建てた地)
- 平将門ゆかりとする説
- ※矢を放った神は、資料により八幡神とも、八幡の神と武甲山の神の二柱とも伝わります
- ※別称の表記は「矢乃堂」「矢之堂」の両方があります
見どころ
- 火難除けの観音様
- 本尊は1923年(大正12年)の火災を免れた
- 「火除けの観音様」「火伏せ観音」とも呼ばれる
- 本堂:隣の小学校から燃え移った火災のあと、廃寺を移して建てたもの
- 宝篋印塔
- 1764年の銘
- 「宝篋印陀羅尼」を納めた供養塔
- そのほかの石造物
- 真言曼荼羅供養塔
- 弁財天石塔
- 芭蕉句碑
- 中村十九十郎の供養碑
- 堂前の道端
- 地芝居の座長だった人
- 当地で地芝居が盛んだった証し
- お猿のお守り(納経所)
- 大きな人形
- 触れて安産・子育てを祈願する
- ご利益
- 火難除け
- 家内安全
アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 立地 | 20番から畑道を行き、車道に出て左折すると21番の石柱 |
| 前の札所から | 20番 岩之上堂から 徒歩0.7km(約10分) |
| 次の札所まで | 22番 童子堂まで 徒歩1.4km(約20分) |
前・次の札所へ
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