秩父札所三十四観音霊場の22番、華台山 童子堂(かだいさん どうじどう)です。埼玉県秩父市寺尾にあります。
巡礼とわ(筆者)のポイントメモ
2026年:仁王門の阿形と吽形は、ユーモラスでとても特徴のある姿をしています。
車通りのT字路に、22番入口という大きな石柱である道標が、仁王立ちのように立ちはだかっています。駐車場の真ん中の通りを進むと仁王門になります。ユーモラスで特徴的な阿形、吽形です。
観音堂の扉には、風神雷神などの彫刻が彫られています。扉の裏表で彫刻の見え方が異なるようです。タイミングがあえば是非とも拝ませてもらいたいものです。
周辺
次の23番へ巡礼道は、車通りで左へ曲がるポイントで、1mぐらいの石堤の上に『巡礼みちハイキング 23番音楽寺』という白い道標が立っています。
以前、手前のポイントで曲がってしまい山道をさんざん歩かされました。この巡礼道は23番まで道なりにほぼ一本道なので、ここさえ押さえれば迷うことはありません。
写真



基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 札所番号 | 22番 |
| 山号・寺名 | 華台山 童子堂 |
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
| 御本尊 | 聖観世音菩薩 |
| ご真言 | おん・あろりきゃ・そわか |
| ご利益 | ・不動尊像(伝空海作) ・疱瘡石(病気回復) |
| 御詠歌 | 極楽を ここに見つけて 童う堂 後の世までも たのもしきかな |
| 所在地 | 埼玉県秩父市寺尾3600 |
| 駐車場 | あり |
| 拝観・納経時間 | 公式ページでご確認ください |
※ ご利益は、秩父札所連合会の公式ページの記載です。「—」は記載なし。
由来
- 草創:旧蒔田村・清水谷の山奥と伝わる
- 疱疽(天然痘)の流行
- 観音への祈念
- 岩間の清水を患部につけたところ治ったという
- 延喜年間(901〜922年)に府坂へ移された
- 以後、子を病から守る観音と仰がれ、「童子堂」の名がついた
- 観音霊験記「犬になった子ども」
- 僧を罵った男
- 犬に変わった息子
- 西・東・秩父への巡拝
- この地で人の姿に戻ったと伝わる
見どころ
- 仁王門:茅葺き
- 仁王像
- 童子のような顔つき
- 見開いた大きな目
- 観音堂
- 江戸中期の建築
- 1702年(元禄15年)に府坂で再建
- 1910年(明治43年)に現在地へ移された
- 観音堂の唐戸:風神・雷神・迦陵頻伽(かりょうびんが)の浮彫り
- 迦陵頻伽
- 人の頭を持つ鳥
- 極楽に住み、雪山で妙なる声を出すという
- 永福寺
- 1910年(明治43年)の移転時から童子堂を管理
- 現在は隣の建物を永福寺と称する
- もとの栄福寺跡
- 入り口の地蔵尊の向かい(県道の反対側)
- 今は「虚空蔵菩薩」の碑だけが残る
- 現在地
- かつての出城(砦)の跡
- 本堂の裏や近くの畑に堀と堤の名残
アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 前の札所から | 21番 観音寺から 徒歩1.4km(約20分) |
| 次の札所まで | 23番 音楽寺まで 徒歩2km(約30分) |
前・次の札所へ
← 前:21番 観音寺
→ 次:23番 音楽寺


コメント