秩父札所22番「童子堂」|童子のような仁王像と子どもを守る観音

秩父札所三十四観音霊場

秩父札所三十四観音霊場の22番、華台山 童子堂(かだいさん どうじどう)です。埼玉県秩父市寺尾にあります。

巡礼とわ(筆者)のポイントメモ

2026年:仁王門の阿形と吽形は、ユーモラスでとても特徴のある姿をしています。

車通りのT字路に、22番入口という大きな石柱である道標が、仁王立ちのように立ちはだかっています。駐車場の真ん中の通りを進むと仁王門になります。ユーモラスで特徴的な阿形、吽形です。

観音堂の扉には、風神雷神などの彫刻が彫られています。扉の裏表で彫刻の見え方が異なるようです。タイミングがあえば是非とも拝ませてもらいたいものです。

周辺

次の23番へ巡礼道は、車通りで左へ曲がるポイントで、1mぐらいの石堤の上に『巡礼みちハイキング 23番音楽寺』という白い道標が立っています。

以前、手前のポイントで曲がってしまい山道をさんざん歩かされました。この巡礼道は23番まで道なりにほぼ一本道なので、ここさえ押さえれば迷うことはありません。

写真

観音堂(撮影:2026年10月)
観音堂(撮影:2026年10月)
御朱印(撮影:2026年10月)
御朱印(撮影:2026年10月)
ご詠歌(撮影:2026年10月)
ご詠歌(撮影:2026年10月)

基本情報

項目内容
札所番号22番
山号・寺名華台山 童子堂
宗派真言宗豊山派
御本尊聖観世音菩薩
ご真言おん・あろりきゃ・そわか
ご利益・不動尊像(伝空海作) ・疱瘡石(病気回復)
御詠歌極楽を ここに見つけて 童う堂 後の世までも たのもしきかな
所在地埼玉県秩父市寺尾3600
駐車場あり
拝観・納経時間公式ページでご確認ください

※ ご利益は、秩父札所連合会の公式ページの記載です。「—」は記載なし。

由来

  • 草創:旧蒔田村・清水谷の山奥と伝わる
  • 疱疽(天然痘)の流行
    • 観音への祈念
    • 岩間の清水を患部につけたところ治ったという
  • 延喜年間(901〜922年)に府坂へ移された
  • 以後、子を病から守る観音と仰がれ、「童子堂」の名がついた
  • 観音霊験記「犬になった子ども」
    • 僧を罵った男
    • 犬に変わった息子
    • 西・東・秩父への巡拝
    • この地で人の姿に戻ったと伝わる

見どころ

  • 仁王門:茅葺き
  • 仁王像
    • 童子のような顔つき
    • 見開いた大きな目
  • 観音堂
    • 江戸中期の建築
    • 1702年(元禄15年)に府坂で再建
    • 1910年(明治43年)に現在地へ移された
  • 観音堂の唐戸:風神・雷神・迦陵頻伽(かりょうびんが)の浮彫り
  • 迦陵頻伽
    • 人の頭を持つ鳥
    • 極楽に住み、雪山で妙なる声を出すという
  • 永福寺
    • 1910年(明治43年)の移転時から童子堂を管理
    • 現在は隣の建物を永福寺と称する
  • もとの栄福寺跡
    • 入り口の地蔵尊の向かい(県道の反対側)
    • 今は「虚空蔵菩薩」の碑だけが残る
  • 現在地
    • かつての出城(砦)の跡
    • 本堂の裏や近くの畑に堀と堤の名残

アクセス

区分内容
前の札所から21番 観音寺から 徒歩1.4km(約20分)
次の札所まで23番 音楽寺まで 徒歩2km(約30分)

前・次の札所へ

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→ 次:23番 音楽寺

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