秩父札所三十四観音霊場の30番、瑞龍山 法雲寺(ずいりゅうさん ほううんじ)です。埼玉県秩父市荒川白久にあります。
ご本尊は秘仏です。 厨子の扉は閉じられたままで、拝めるのは毎年4月18日の縁日だけです。
巡礼とわ(筆者)のポイントメモ
2026年:本堂左側に並ぶ1500年代の納木札に、この霊場の奥深さを感じます。
秩父鉄道白久駅から山の中に入って行く舗装路を登っていくと山門です。
この境内は庭園にもなっています。紅葉時期はもちろんのこと、春には、ツツジ、藤も鮮やかな色を見せ、楽しませてくれます。毎朝、境内を掃除されているようで見えないところまで手入れが行き届いています。
本堂左側には1500年代の納木札がいくつも並んでいます。この時代も百観音を巡礼されていたのかとこの霊場の奥深さを感じさせてくれます。
周辺
秩父鉄道は曜日や時間帯によってはSL機関車が走っています。子どもたちは楽しんでいることはもちろんのこと、線路沿いの各所では撮り鉄の方たちも大勢みかけます。私もついつい撮影してしまいます。
写真




基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 札所番号 | 30番 |
| 山号・寺名 | 瑞龍山 法雲寺 |
| 宗派 | 臨済宗建長寺派 |
| 御本尊 | 如意輪観世音菩薩 |
| ご真言 | おん・はんどめい・しんだまに・じんばら・うん |
| ご利益 | ・如意輪観音(安産など) |
| 御詠歌 | 一心に 南無観音と 唱ふれば 慈悲深か谷の 誓ひたのもし |
| 所在地 | 埼玉県秩父市荒川白久432 |
| 駐車場 | あり |
| 拝観・納経時間 | 公式ページでご確認ください |
※ ご利益は、秩父札所連合会の公式ページの記載です。「—」は記載なし。
由来
- 本尊 如意輪観世音は「楊貴妃観音」とも呼ばれる
- 唐の玄宗皇帝が、愛妃 楊貴妃の供養のために自ら刻んだといわれる
- 不空三蔵の開眼と伝わる
- 元応元年(1319年)
- 建長寺の道隠禅師が唐から持ち帰ったと伝わる
- 観音霊験記「唐鏡」
- 熱田神宮で神職に鏡を託した女性
- 秩父への奉納
- 龍の化身だった老人
- 寺宝として残る龍の骨
見どころ
- 古納札
- 6点
- 16世紀半ばのもの
- 秩父札所と日本百番観音の成立をたどれる史料
- 1536年(天文五年)の納札
- 「百ヶ所巡礼」の刻字
- この頃に秩父が三十四ヶ所となり、日本百番観音がそろったとみられる
- 観音堂
- 朱色
- 回廊が巡る
- 1615年の建立
- 庭園
- 石段の手前に広がる
- 花木が多い
- 「浄土庭園」とも呼ばれる
アクセス
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 立地 | 白久駅から谷津川沿いの道/門柱に「三十番入口」の刻字 |
| 前の札所から | 29番 長泉院から 徒歩7.1km(約120分) |
| 次の札所まで | 31番 観音院まで 徒歩18km(約6時間) |
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